いけばな作家。いけばなやアート、好きなものなど日常のあれこれ♪草月流師範。HP:http://www.atelierkorin.com


by yukicocoo

花と心中した男♪

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こちらの写真は、皆さん、何だと思われますか?


少し想像してみてください。




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実は、ガラスの中でカーネーションが朽ちていく姿です。
そして、白い台の上に、まるで血が滴っているかのように、カーネーションの色素が染み出しています。

この「花坊主」という作品を見ると、死のプロセスを見せつけることで、余計に生への希求を感じぜずにはいられません。

日本人は、散りゆく桜を見て美しいと感じる「滅びの美」の感性を持っていますが、花の朽ちていく姿に美を見出し、それを提示した人物。

その人とは、中川幸夫氏(1918-2012)です。

彼は、「決定的に自由である為に」どこの流派にも属さず、属さないからこそ前衛いけばな作家として孤高に創作活動を続けました。

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ブルース

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ヒゲ

白菜をいけたり、忌み嫌われている曼珠沙華(彼岸花)を使用しています。

私が、彼の作品に初めて出会ったのは、もう10年以上前に、銀座のギャラリーでの個展です。

いけばなは、一瞬の芸術なので、写真花として、彼の作品と対峙しました。

いけばなというより、現代美術としてこんな表現の仕方もあるのだと、衝撃を受けたのを覚えています。
今見ても、前衛過ぎます!

そして、幸運にもご本人にもお会いする事が出来、お話もさせていただきました。
(私の知り合いの方は、彼と一緒に仕事をした事があるそうです。なんとも羨ましいです!)

3年前の個展(@原宿vacant)でも、やはり写真からそのエネルギーは、充分過ぎる程、伝わってきました。

以前の記事で、私の尊敬する人物としてココ・シャネルを挙げましたが、巨匠シリーズ第2弾ということで、いけばな人生で私が邂逅した人物として、中川幸夫氏を挙げさせていただきます。

彼は、2年前に残念ながら他界されましたが、今なおここまで、エネルギーを放出する彼の作品に私は、魅了されずには、いられません(^^)

ちなみに、コム デ ギャルソンの1990年代後半の「こぶドレス」は、中川幸夫氏に影響を受けたそうです。
(彼は、ギャルソンでも個展をされています。)

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何故かは、彼について、色々ネットでもありますので、ご興味ありましたら、探してみてくださいね(^^)




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by yukicocoo | 2014-02-11 23:20 | 巨匠